“家賃猶予、対策金「共に乗り越え活気再び」 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの飲食店が休業に追い込まれている札幌市中央区のススキノ地区で、ビルの管理会社が、入居する飲食店などテナントの経営支援に乗り出している。家賃の後払いや対策金の支給が中心で、管理会社は「テナントは家族と一緒。共にコロナを乗り越え、また活気あるススキノを取り戻したい」と話す。 現金の足しに 「道や札幌市の支援金は5月6日以降に申請が始まるものばかり。今、現金のないわれわれには、本当にありがたい」。ススキノで居酒屋を経営する男性（55）は感謝する。 男性の店が入るビルの管理会社「美松企業」（札幌）は、今月末から「感染予防対策金」としてテナント1店舗に付き10万円を配る。4棟で150件近い入居があり、全店が申し込めば、支給総額は1500万円に達する。同社の担当者は「負担は重いが、従業員のマスクや消毒液など営業を再開するにも普段より費用がかかる。額は少ないが多少の経営の足しにしてもらえたら」と話す。 緊急事態宣言の対象が全国に拡大され、道が飲食店に酒類提供の時間短縮を求めたこともあり、ススキノでも業種を問わず臨時休業が相次ぐ。ただ、休業により人件費や原材料費などは削減できるものの、家賃や水道・光熱費といった固定費は支払い続けなければならない。 細くても長い付き合いを こうした現状に、多くのビル管理会社は家賃免除や支払い延期で対応し始めた。札幌市内の管理会社は、出店から日の浅い個人経営のテナントは運転資金が少ないとして、4、5月の家賃の免除を決めた。「無理やり徴収し、閉店されるよりは細くても長い付き合いの方が、長期的に見れば利点は多い」と担当者は話す。”
ススキノのビル管理会社が支援策 「テナントは家族」
すごい管理会社だな！！みんなつらいと思うけどやっぱり率先してやってくれるのはすごく助かるしもっと増えてくれたらなぁ・・・まぁ国ももっとなんとかならんかな・・・
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